【文化庁】文化審議会の答申(国宝・重要文化財(建造物)の指定)

京都市2025. 5.19トピックス京都府観光ボランティアガイド団体連絡協議会

文化審議会(会長島谷しまたに弘幸ひろゆき)は、令和7年5月16日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、1件の建造物を国宝に、8件の建造物を重要文化財に新規に指定することを文部科学大臣に答申しました。

この結果、官報告示を経て、国宝・重要文化財(建造物)は、2,597件、5,569棟(うち国宝233件、303棟を含む。)となる予定です。

京都府内からは新たに

・近代京都を象徴する、明治日本における都市基盤施設の金字塔

琵琶湖疎水施設(第一隧道、第二隧道、第三隧道、インクライン、南禅寺水路閣)

が国宝に新指定され、

・近代京都の形成に大きく寄与した長大な運河とその関連施設

琵琶湖疏水施設 16所4基4棟

大津閘門及び堰門、大 津運河、第一隧道、第二隧道、第三隧道、安朱川水路橋、第一〇号橋、第一一号橋、インクライン、夷川閘門、南禅寺水路閣、第五隧道、第六隧道、日岡隧道、新旧両水連絡洗堰、合流大津運河隧道 、蹴上放水所、七瀬川放水所、蹴上浄水場第一高区配水池 、旧御所水道大日山水源地喞筒所 、蹴上発電所旧本館、夷川発電所本館、伏見発電所本館、本願寺水道水源池

及び

・ハーフティンバーの外観が美しいチューダー様式の重厚な洋館

旧下村家住宅洋館 1棟

が重要文化財に新指定されています。

別紙

指定される文化財の概要、答申件数とそれを加えた累計、時代別、種別内訳を記載しています。

 

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